1. はじめに
こんにちは、今日はOpenAIのExchange Ratesプラグインについて詳しくご紹介します。このプラグインは、為替レートの取得や通貨の変換など、通貨に関する情報を取得するための強力なツールです。それでは、詳しく見ていきましょう。
2. Exchange Ratesプラグインのインストール方法
まずはプラグインのインストールから始めます。詳しいインストール方法はこちらをご覧ください。
3. コマンドとパラメータ
Exchange Ratesプラグインには、以下のようなコマンドとパラメータがあります。
コマンド名 | パラメータ名 | 機能詳細 |
---|---|---|
convertCurrency | amount, from, to, date | 特定の通貨から別の通貨への変換レートを取得します。 |
getFluctuation | start_date, end_date, base, symbols | 特定の期間における通貨の変動を取得します。 |
getRealtimeRate | base, symbols | リアルタイムの為替レートを取得します。 |
getCurrencies | – | 利用可能なすべての通貨のリストを取得します。 |
getTimeseries | start_date, end_date, base, symbols | 特定の期間における為替レートの時系列データを取得します。 |
getHistoricalRate | date, base, symbols | 特定の日付の為替レートを取得します。 |
これらのコマンドを使用することで、Exchange Ratesプラグインは通貨に関する豊富な情報を提供します。
4. プラグインを利用したプロンプトの例
では、実際にExchange Ratesプラグインを使ってみましょう。例えば、100ドルを日本円に換算するには、以下のようにconvertCurrency
コマンドを使用します。
{
"amount": "100",
"from": "USD",
"to": "JPY"
}
このコマンドを実行すると、100ドルが現在の為替レートで日本円にどれだけ換算されるかを取得できます。
また、特定の期間における通貨の変動を知りたい場合は、getFluctuation
コマンドを使用します。例えば、以下のように指定すると、2023年5月1日から5月31日までの間におけるUSDからJPYへの為替レートの変動を取得できます。
{
"start_date": "2023-05-01",
"end_date": "2023-05-31",
"base": "USD",
"symbols": "JPY"
}
このコマンドを実行すると、指定した期間の始めと終わりの為替レート、その変化量、そして変化率が出力されます。
5. まとめ
Exchange Ratesプラグインは、為替レートの取得や通貨の変換など、通貨に関する情報を手軽に取得するための強力なツールです。これらのコマンドを活用することで、為替レートのリアルタイムな情報を得たり、特定の期間の為替レートの変動を調査したりすることが可能になります。ぜひ、あなたのビジネスやプロジェクトに活用してみてください。