Scholarly Graph Linkプラグイン:学術情報を手軽に取得する新たな方法

学術研究

はじめに

皆さん、こんにちは。今日は、学術情報を手軽に取得できるツール、Scholarly Graph Linkプラグインについてご紹介します。このプラグインを使うと、学術データの取得がこれまで以上に簡単になります。

Scholarly Graph Linkプラグインとは?

Scholarly Graph Linkプラグインは、DataCite APIを利用して学術情報を取得するためのツールです。GraphQLクエリを使用して、データセットの引用情報や特定の研究者の業績など、様々な学術情報を取得することが可能です。

Scholarly Graph Linkプラグインの用途、特徴

このプラグインの主な用途は、学術情報の取得と分析です。特に、研究者の業績の追跡やデータセットの引用情報の取得などに役立ちます。また、GraphQLクエリを使用するため、必要な情報だけを効率的に取得することが可能です。

Scholarly Graph Linkプラグインの制限事項

ただし、このプラグインにはいくつかの制限事項があります。まず、DataCite APIが提供する情報に限定されます。また、GraphQLクエリの作成にはある程度の知識が必要です。さらに、このプラグインは情報の取得のみをサポートしており、情報の更新や削除(mutation)はサポートしていません。

Scholarly Graph Linkプラグインのインストール方法

Scholarly Graph Linkプラグインのインストール方法は、一般的なChatGPTのプラグインのインストール方法と同じです。詳しい手順はこちらをご覧ください。ストアの中で”Scholarly Graph Link”を探してインストールしてください。

メソッドとパラメータ

Scholarly Graph Linkプラグインには以下のメソッドとパラメータがあります。

メソッド名パラメータ名機能詳細
graphql_requestqueryGraphQLクエリを送信し、結果を取得する

Scholarly Graph Linkプラグインを利用したプロンプトの例

例えば、特定の研究者の業績を取得するには、以下のようなプロンプトを使用します。

scholarly_graph_link.graphql_request({query: "{person(id:ORCID) {works(first:50) {nodes {id titles(first: 1){title} publicationYear}}}}"})

ここで、”ORCID”は研究者のORCIDを指します。このクエリは、指定した研究者の最初の50件の業績(タイトルと出版年)を取得します。

まとめ

以上がScholarly Graph Linkプラグインの概要と使い方になります。このプラグインを使えば、学術情報の取得がこれまで以上に簡単になります。ぜひ一度試してみてください。